ホーム > 診療内容 > 皮膚科一般について

皮膚科が専門とする診療範囲は極めて広いにも関わらず一般にはほとんど周知されていないのが

現状です。来院される方の中には本当に皮膚科でいいのか迷ったといわれる人が少なくありません。

代表的なところでは蕁麻疹や帯状疱疹などですがこれらも小児から大人まで専門的に診療を行うのは

皮膚科の仕事です。

一般のイメージとしては目で診察して軟膏を出して終わりといった感じに取られているかも

しれませんが実際は皮膚がんを含めた皮膚の腫瘍の手術ややけど、外傷などの処置が多く

そういう意味では一般のイメージにおける外科に近いところもあります。

その他皮膚科でいいのか迷われる方が多い場所は眼瞼、外陰部、爪の皮膚疾患がありますがこちらに関しても

皮膚科の専門分野です。

実際の皮膚科の診療は薬だけでは治らないことも多く、血液検査で原因がわかることも非常にまれであるため、

原因を探すための問診だけで30分前後かかることも多くあります。皮膚病の解決のためには皮膚科医としての

長年の経験に加え最先端の情報収集が必須ですので日々研鑽を行っています。

当院では単純に薬を出して終わりといった診療はせず可能な限り体や皮膚に負担をかける無駄な検査や薬を使わないで

よくなる方法を患者さんと一緒に追及していきます。

また基本的には患者さんが理解できない医学用語は使わずあとで簡単にインターネットなどで調べることが

できるような最新の世界標準の医療に合わせた診療を心がけていますので何か不安な点があれば何でも

質問していただきご自分でも病気と向き合うためにも自己学習されることもおすすめしています。

診療の結果当院のみでは原因追及、治療が難しい疾患の場合や患者さんからの要望があれば県内外の

最も病気の解決に適した病院を紹介しています。